【堺東駅すぐ】画面が浮き上がるiPhone 13!危険なバッテリー膨張の即日修理レポート【アイドリーム堺東店】
皆さん、こんにちは!
南海堺東駅西口から徒歩1分、横断歩道を渡ってすぐのiPhone修理店「アイドリーム堺東店」です!
「最近、なんだかiPhoneのバッテリーの減りが異常に早い…」
「気のせいかもしれないけど、画面が少し浮いてきているような…?」
毎日使うスマートフォンだからこそ、些細な変化にも気づくことがありますよね。しかし、その「些細な変化」、もしかしたらiPhoneが発している危険なSOSサインかもしれません。
今回は、まさにその危険な状態に陥ってしまったiPhone 13のバッテリー交換修理をご依頼いただきましたので、その一部始終を詳しくレポートいたします。同じような症状でお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
バッテリー膨張で画面が浮き上がったiPhone 13
先日、お一人のお客様が深刻な面持ちでご来店されました。お使いの機種はiPhone 13。お話を伺うと、「数週間前からバッテリーの減りが気になっていたのですが、ここ数日で急に画面が本体から浮き上がってきて、隙間ができてしまった」とのこと。
実際に拝見させていただくと、iPhoneを横から見た際に、本体フレームと画面の間に明らかな隙間が確認できました。これは、内部のバッテリーが経年劣化によりガスを発生させ、風船のように膨張してしまったことが原因です。
バッテリーが内部から画面をぐいぐいと押し上げ、まるでハマグリの口が開くように、本体からディスプレイが剥離しかけている非常に危険な状態でした。
なぜバッテリーは膨張する?放置する本当の怖さ
iPhoneに使用されているリチウムイオンバッテリーは、充電と放電を繰り返すことで少しずつ劣化していきます。通常の使用でも、2年ほどで交換時期を迎えると言われています。
この劣化が進行すると、バッテリー内部の電解質が化学反応を起こし、ガスが発生することがあります。このガスがバッテリーパックを内側から膨らませてしまうのが「バッテリー膨張」の正体です。
バッテリー膨張を放置すると、以下のような深刻な事態を引き起こす可能性があります。
- 画面の破損:
内側からの圧迫に耐えきれず、液晶に線が入ったり、タッチ操作が効かなくなったり、最悪の場合、有機ELディスプレイが完全に破損してしまうことがあります。画面が破損すると、修理費用はバッテリー交換だけでは済まなくなります。 - 本体・内部基板の損傷:
膨張は画面だけでなく、iPhoneの心臓部であるロジックボード(基板)にも圧力を加えます。基板が損傷すると、電源が入らなくなったり、データが全て消えてしまったりと、致命的な故障に繋がります。 - 発火・爆発のリスク:
膨張したバッテリーは非常に不安定な状態です。外部からのわずかな衝撃や、無理に押し込もうとすることで、バッテリー内部の膜が破損し、ショートして発火や小規模な爆発を起こす危険性もゼロではありません。 - ホコリや水分の侵入:
本体と画面の間にできた隙間から、ホコリや湿気、水分が簡単に侵入してしまいます。これにより、水没と同じような症状を引き起こし、さらなる故障の原因となります。
このように、バッテリーの膨張は「ただ充電の持ちが悪い」というレベルの問題ではなく、iPhone本体を破壊しかねない、非常に危険な状態なのです。
【プロの技】普段より慎重さが求められる膨張バッテリーの交換作業
今回のiPhone 13のように、バッテリーが膨張している場合の修理は、通常のバッテリー交換よりも格段に難易度が上がります。まさに、修理スタッフの技術と経験が問われる作業です。
ステップ1:カウンセリングと動作確認
まず、お客様に現状のリスクを丁寧にご説明し、修理内容にご納得いただいてから作業を開始します。修理前に、可能な範囲で動作の確認も行います。
ステップ2:細心の注意を払っての開封作業
ここが、今回の修理における最大の山場です。
iPhoneの画面は、非常に薄くデリケートなパーツです。その裏側には、画面の表示を司るケーブルや、顔認証(Face ID)に関わる重要なセンサー類が接続されています。
通常時でも慎重な作業が求められますが、バッテリーが膨張している場合は、すでに画面とケーブルに常に強い圧力がかかっている状態です。
ヘラなどの専用工具を使って画面を開いていくのですが、少しでも力を加える方向や角度を間違えると、圧迫されていたガラスや有機ELパネルが「パキッ」と音を立てて破損し、画面に線が入ってしまうことがあります。
例えるなら、パンパンに膨らんだ風船に針を刺さないように、周りの壁を少しずつ剥がしていくようなイメージです。
当店では、経験豊富なスタッフが、これまでの知識と技術を総動員し、ミリ単位の精度で工具を入れ、内部のケーブルを傷つけないよう、細心の注意を払いながらゆっくりと画面を開いていきます。この工程には、普段の何倍もの集中力と時間が必要です。
ステップ3:膨張バッテリーの取り外しと内部クリーニング
無事に画面を開くことができれば、そこにはパンパンに膨れ上がったバッテリーが姿を現します。お客様にもこの状態を実際に見ていただき、危険性を改めてご確認いただくこともあります。
この膨張したバッテリーも、下手に衝撃を与えないよう、慎重に本体から取り外します。その後、本体内部に溜まったホコリなどを綺麗にクリーニングし、新しいバッテリーを迎える準備を整えます。
ステップ4:高品質な新品バッテリーの取り付け
当店で取り扱うバッテリーは、国の安全基準をクリアしたことを示す「PSEマーク」付きの高品質な製品です。安価な非正規バッテリーにみられるような、すぐに性能が劣化したり、再び膨張したりといったトラブルの心配が少なく、修理後も長期間にわたって安心してお使いいただけます。
新しいバッテリーを正確な位置に取り付け、専用のテープでしっかりと固定します。
ステップ5:圧着と最終動作確認
新しいバッテリーを取り付けたら、本体フレームに残った古い接着剤や防塵テープを綺麗に取り除き、新しい防塵テープを貼り付けます。これにより、iPhone本来の耐水・耐塵性能を可能な限り維持します。
その後、画面を本体に組み付け、専用の器具で圧着します。この圧着作業をしっかり行うことで、画面が再び浮いてくるのを防ぎます。
最後に、お客様と一緒に、電源、画面のタッチ操作、カメラ(イン・アウト)、充電機能、Face ID、通話など、全ての機能が正常に動作するかを徹底的にチェックします。
修理時間は約1時間!データもそのままで元通りに
これら全ての工程を経て、今回の修理は約1時間で完了いたしました。
あれほど危険な状態だったiPhone 13も、この通りです。
- パンパンに膨らんで浮き上がっていた画面は、本体フレームにぴったりと収まりました。
- 設定画面から確認できるバッテリーの最大容量も、100%に完全復活!
もちろん、お客様が大切にされていた写真や連絡先、アプリのデータなども一切消えることなく、元のままです。
修理を終えたiPhoneをお渡しした際のお客様の「あんなに浮いてたのが嘘みたい!データもそのままで、こんなに早く直してもらえて本当に助かりました!」という安堵の表情と感謝のお言葉が、私たち修理スタッフにとって何よりの喜びです。
バッテリーの異変を感じたら、すぐにアイドリーム堺東店へ!
今回は、iPhone 13のバッテリー膨張という、非常に危険な状態の修理事例をご紹介しました。
もし、あなたがお使いのiPhoneに、
- バッテリーの減りが異常に早い
- 1日に何度も充電が必要になった
- 画面が少し浮いてきた、光が漏れている
- 本体が異常に熱を持つことがある
といった症状が見られる場合、それはバッテリーが限界を迎えているサインです。手遅れになり、高額な修理費用がかかってしまう前に、ぜひお早めにプロにご相談ください。
アイドリーム堺東店は、南海堺東駅の西口から徒歩1分とアクセスも抜群。お仕事帰りやお買い物のついでにも、お気軽にお立ち寄りいただけます。
経験豊富なスタッフが、お客様の大切なiPhoneを一台一台、誠心誠意、丁寧に修理させていただきます。バッテリー交換はもちろん、画面割れや水没、充電不良など、iPhoneのことでお困りでしたら、いつでもお気軽にご相談ください。
皆様のご来店を、心よりお待ちしております。